中国の王光亜国連大使は25日の安保理が開いた討論会で、天然資源と武力衝突との関係処理に当たっては国連の関連決議に基づくべきだとの中国の立場を表明しました。
王光亜大使は、「武力衝突が起きる原因は複雑であり、天然資源と武力衝突とは簡単な因果関係ではなく、必然的な連係などは存在しない。この二者の関係を国連の関連決議に基づき処理し、また、国連の各機構の間の協調と協力をも強化しなくてはならない」と述べました。
王光亜大使は、また、「紛争地域の天然資源を封鎖することは、紛争を予防し制止するための安保理の重要手段であるが、安保理は、制裁がもたらしうる人道的影響に対する研究を強め、それ相応の補助的措置を講じるべきだ」と述べました。
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