中国証券監督管理委員会(証監会)はこのほど上海市で「第1回上場企業サミットフォーラム」を開催した。上場企業約100社から代表約200人が出席した。
証監会の尚福林主席はあいさつの中で「今後一定期間、上場企業の質向上や資本市場の投資価値向上を促進するために、証監会は5つの作業を重点的に進めていく」と発言した。具体的な内容は次の通り。
(1)多層的な市場システム建設を積極的に推進し、市場の規模拡大とレベル向上に努める。
(2)質の高い大企業や急成長中の中小企業の株式発行・上場を奨励し、受け入れて、上場企業の構造を改善する。
(3)上場企業の内部制御メカニズムを構築し、改善し、上場企業の規範運営レベルを一層向上させる。
(4)上場企業に対する監督管理作業を絶えず改善し、強化し、監督作業の有効性を着実に高める。
(5)業界の自律的組織の設立を推進し、行政による監督管理、法制度に基づく監督管理、自律的監督管理、社会による監督管理が相互に補完し合う多層的で全方位的な監督管理システムを徐々に形成する。(編集KS)「人民網日本語版」より
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