ロシアの極東商業銀行は25日、そのウェブサイトで声明を発表し、「極東商業銀行はこの日すでに、マカオの銀行バンコデルタアジアにある、凍結を解除された資金を『朝鮮貿易銀行』名義の朝鮮口座に移した」と述べました。
ロシアのタス通信はこの声明を引用して、「極東商業銀行は資金を移す過程で、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)とロシア中央銀行の協力を得ていた」と報道しています。
2005年9月、アメリカ財務省は、朝鮮政府がマカオの銀行バンコデルタアジアにある口座を利用してマネーロンダリングやドル偽造の活動を行っていると指摘し、アメリカの金融機関に対し、バンコデルタアジアとの取引きを停止するよう要求しました。バンコデルタアジアはその後、この銀行にあった朝鮮政府のドル資金を凍結しました。一方朝鮮側はアメリカの指摘を否定していました。(翻訳:玉華)
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