最高裁判所に当たる中国最高人民法院は25日、高等法院が死刑判決を出した5件の麻薬犯罪事件について再審を行った結果、麻薬の販売や運搬に関わった7人の被告に対して、近く死刑を実施することになったと発表しました。
この日開かれた記者会見で、最高人民法院の倪寿明報道官は事件の審理情況を紹介しました。その後、倪寿明報道官は、「中国の裁判所は、麻薬犯罪グループのリーダーや、再犯者、及び武力で捜査に抵抗した者、組織的な国際麻薬犯罪に関わった者など、罪が極めて重く、社会的な影響が極めて大きい麻薬犯罪者に対しては、法に基づいて重い刑或いは死刑を言い渡す」と述べました。(翻訳:周莉)
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