スーダンのバシル大統領と中国ダルフール問題特使の劉貴今氏が23日、ハルツーム大統領府で会談し、両国関係やダルフール問題について意見を交換しました。
バシル大統領は、「中国の胡錦涛国家主席は今年の初め、スーダンを訪問した。この訪問は両国の関係史上における一里塚だ。スーダン政府はこのほど、ダルフールでの共同平和維持活動を受け入れた。これはスーダン政府がダルフール問題の解決に国際社会と積極的に協力する誠意を表した。スーダン政府は和平協議に調印していないダルフール地区のあらゆる反対派と一日も早く交渉するつもりだ」と述べました。
これに対し、劉貴今氏は「事実が立証しているように、スーダン政府やアフリカ連合、国連と交渉することは問題を解決する効果的なメカニズムだ。当面国際社会はこのメカニズムの枠組内で引き続き努力し、ダルフールの政治プロセスを早め、問題を一日も早く解決させていくべきだ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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