EU・欧州連合の首脳会議が現地時間の21日夜、ブリュッセルのEU本部で開幕しました。2年近く暗礁に乗り上げている憲法条約の成立をめざして打開策を協議することが今回の首脳会議の中心的な議題です。
議事日程によりますと、EUの27の加盟国の指導者はまず、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁と、キプロスとマルタの両国が来年の初めにユーロ通貨圏に加入する問題について討議します。また欧州議会のポタリング議長とも会談し、その後開かれる晩餐会で、EUの議長国ドイツが提案した憲法条約成立プロセスを再開する「ロードマップ」計画について話し合います。それと同時に、EU加盟国の外相は一連の地域問題を討議する予定です。(翻訳:玉華)
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