中国のチベット自治区のジアンパ・ピンツオ主席は20日、北京での記者会見で、「青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の全線開通がチベットの発展を促した」との考えを示しました。
ジアンパ・ピンツオ氏は、「青蔵鉄道の全線開通によって、現地の輸送コストが削減された。青蔵鉄道は、チベットの経済発展の促進と資源開発における著しい効果を促し、チベットの閉鎖的なイメージを一新させ、中国の内陸部との交流を強めた」と語りました。
また、青蔵鉄道による自然環境への影響について、ジアンパ・ピンツオ氏は、「生態環境を保護する一連の措置を取っている。全線を開通してから凡そ1年間経つが、鉄道沿線の環境は良好な状態のままである」と説明しました。(翻訳:姜平)
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