フランスのモエ・ヘネシーの成都文君酒業買収がまもなく完了します。世界企業上位500社のうち120社が、中国西部の都市である成都に進出したことになります。
成都市商務局の最新の統計によりますと、今年5月末時点で、世界企業上位500社のうち120社が成都市に進出しています。そのうち39社が、計49社の合弁・独資・合作企業を設立し、33社が子会社を設立。48社が代表事務所を設立しています。1ー5月、成都の輸出は急増し、累計輸出額は06年同期比32.27%増の31億700万ドルに達しているということです。
ここ数年、成都市は国から「中国アウトソーシング基地」「最も優れた観光都市」などの称号を受けているほか、重慶市とともに都市・農村の一括改革試験地区にも指定されました。これが外資を引き付ける要因となっています。同市では、IT産業・機械産業(自動車・航空宇宙を含む)、医薬産業、金融業などの基幹産業を確立し、インテル、IBMなど大手企業も進出しています。また、アメリカ、ドイツ、韓国、タイ、シンガポールなどの国が成都に領事館を置いています。(新華ネットより)
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