アジア科学協会第7回会議は、その閉幕式で「共同声明」を発表し、発展途上国と先進諸国が温室効果ガスの排出量減少の責任をより合理的かつ公平に担うため、エネルギーと環境問題に関する世界的枠組の構築について幅広い意見の一致に達するよう国際社会に呼びかけました。
この「共同声明」は「経済の発展や生活レベルの向上に伴い、発展途上国のエネルギー消費は持続的に増加している。このため、国際社会はエネルギーや環境問題に関する世界的枠組を構築し、先進諸国が発展途上国への技術譲渡を保障し、双方の経済発展とエネルギーの効果的な利用を実現させるべきだ」と述べています。
なお、アジア科学協会第7回会議はこの14から16日までの日本の沖縄県で開かれました。この協会は2000年に発足し、11のアジア諸国が加盟しています。(翻訳:董燕華)
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