商務省の責任者は16日、「中国はいま、農村の近代化した流通ネットワークの構築に力を入れ、消費者に経済的で、安全な、かつ安心できるサービスを提供している」と発表しました。
いま、南京で開催中の国を跨ぐ集団的買付けと農村商品の流通を促すための展示即売会の席上、商務省の黄海次官補は、「中国の農村市場の潜在力は大きい。このような展示即売会は、生産者と消費者とを直接に結びつけている。これは、質がよくて値段が安く、しかも農民のニーズに合わせた商品の流通に役立ち、農民の生活レベルの向上にもつながる」と述べました。
中国では、農民に農薬、農産物の種子と日常生活用品などを売る店がこれまでおよそ18万8000ヶ所ありますが、2010年には、これら店からの商品の一括配送率は70%以上に達し、チェーン店の形をとる店は、全国の県、市と町の8割以上をカバーする予定で、これによって、農村の近代化した流通ネットワークは初歩的にできることになります。(翻訳:鵬)
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