中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して以降、各級の工商機関が摘発した商標権侵害案件は19万3332件に上った。うち海外に関わる商標権侵害案件は2万8041件、司法機関に移送された犯罪案件は774件、容疑者は778人だった。2006年だけで犯罪案件は252件、容疑者は263人に達した。国家工商総局の李東生副局長が12日、北京市で行われた記者会見で明らかにした。
李副局長によると、全国工商行政管理機関が昨年受理した消費者からの苦情のうち、食品類に関するものは6万3065件で05年に比べて2.8%減少し、外食産業に関するものは1万7362件で同2.1%減少した。食品市場の秩序がよりよい方向に向かっている。
06年末現在、全国工商部門が擁する各種の連絡ステーションは1万2315カ所、苦情ステーションは27万カ所に上り、都市でのカバー率は63%、農村でのカバー率は48%に達した。「店の中、市場の中、コミュニティの中、村や鎮(町)の中」でのクレーム対応処理が徐々に実現し、消費者の苦情申し立てがますます近く、便利になっている。(編集KS)「人民網日本語版」より
|