中国の主催による第1回ASEM (アジア欧州会議)小中企業担当閣僚会合が10月、北京で開催されることになりました。
「革新によって未来を切り開き、協力によって発展を促進する」をテーマにしたこの会合は主に、小中企業の独自の革新能力の向上や、小中企業への支援政策とシステムの整備、小中企業の協力、発展について討議することになっています。
中国国家発展改革委員会の欧新黔副主任は7日、国務院報道弁公室で行なった記者会見で、「現在、会議の各準備作業はスムーズに進められている。小中企業の協力はアジア欧州地域の経済と社会の発展を推進するだけではなく、欧州はもとより、世界の平和、安定、繁栄に寄与するだろう」と述べました。
なお、ASEMは1996年に設置され、アジア欧州諸国の指導者が平等に対話するシステムを構築する目的としています。これには現在、アジアの16ヶ国と欧州の27ヶ国、EU 委員会、ASEAN事務局を含む45のメンバーが加盟しています。統計によりますと、ASEM加盟国の貿易額は世界貿易額の60%、その経済総量は世界経済総量の50%近くを占め、人口は世界人口の約60%を占めています。(翻訳:董燕華)
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