中国外務省の姜瑜報道官は5日、北京で、「アメリカは政治的な目的から、1989年の政治的騒乱について、毎年、中国側を理由もなく非難し糾弾しているが、これは国際関係における基本準則にひどく違反し、中国の内政に対する横暴な干渉である。中国側はこれに強い不満と断固とした反対を表明する」と述べました。
アメリカ国務省の報道官は、このほど、1989年に北京で起きた政治的騒乱について書面談話を発表しましたが、これについての記者からの質問に答えた姜瑜報道官は「1980年代末に起きた政治的騒乱にはすでに明確な結論がおろされた。ここ20年来、中国の社会は安定し、経済は発展しており、民主化と法整備も絶えず進展を収めた。中国人民は法に基づいてそれぞれ人権の自由を享受している。中国の政府と人民は中国の特色ある社会主義の道を揺るぎなく歩んでいく」と述べました。(翻訳:玉華)
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