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彼らが香港の『一国二制度』の実践に立ち会った
   2007-06-05 15:25:44    cri
 1997年7月1日、香港が中国に復帰して、中国政府は香港に対する主権を回復しました。香港『基本法』に基づいて、中央政府は香港に対して、「一国二制度」、「香港人による香港管理」という政策を実施し、香港の制度と生活方式を保っています。外交と防衛を除いて、香港は高い自治権を持っています。

 香港が祖国に復帰しておよそ十年が立ちましたが、現在、香港の経済と社会の情況はどうなっているのでしょう。

 「中国リポート」、今日はこの話題に関して、香港復帰十年を記念するシリーズの一つ、「彼らが香港の『一国二制度』の実践に立ち会った」と題するリポートをお伝えします。

 企業家の尤金さんは、香港復帰後ずっと香港で生活しています。かつては香港の前途を心配していました が、今、香港の経済と社会の発展に新たな理解を持っています。「そのような心配は、香港復帰の数年後にすでになくなった。実は、この10年間、私たちの生活様式はあまり変化がなく、昔と同じように生活・仕事をしている。香港人はもう慣れていて、自信を持っている」と語りました。

 同じく香港に住む有名人、曾憲梓氏は記者のインタビューに答え、香港復帰後の感想について「初めのころ、復帰後の香港に自信がないと感じる市民が少なくなかった。このため、香港が返還される前、多くの人は移民した。しかし、復帰後に、これら移民した人々はまた相次いで香港に戻ってきた」と述べました。

 曾憲梓氏によりますと、これらの人が香港に戻ったのは、香港復帰後、経済と社会が引き続き発展し続けているため、香港に対する自信を取り戻したからだということです。

 また、香港の祖国復帰後、法制度の面で起きた変化も、香港人及び国際社会が関心を持つ話題の一つです。香港復帰後、三期にわたって香港立法会の議長を務めてきた範徐麗泰氏は、この問題について、「香港が祖国に復帰する前の法律は、ほとんどがまだ有効だ。ただごくわずかな部分が『基本法』の条項と一致しないため、修正された」と述べました。

 記者は香港での取材期間中、香港の社会や文化などを身をもって体験しました。香港では西洋文化の面影がまだ多く残されており、英語が引き続き公用語としての地位を保っています。また、香港の大学や科学研究機構では、相変わらず自由な学術研究の雰囲気が漂っています。

 香港理工大学学生事務処の陳炳祥さんは記者に、「復帰前と復帰後は何も変わっていない。言論の自由や学問の自由も、前と同じだ。どこに行けないとか、何を話せないなど、制限されているとは思わない」と語りました。

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