中国の楊潔チ外相は1日北京で、中国を訪問中のアゼルバイジャンのアジモブ外務次官と会談し、共に関心を寄せる二国間問題や重大な国際問題と地域問題について深く意見を交わしました。
双方は、「国交を樹立してから15年間、中国とアゼルバイジャンの関係は順調に発展し、政治における相互信頼が深まり、経済貿易や文化などの分野における協力も絶えず広がってきた。両国は、国連などの国際機関の中でも良好な協力関係を保っており、一連の喜ばしい成果を挙げた」という点で意見の一致を見ました。
また楊潔チ外相は、「中国政府はアゼルバイジャンとの友好関係を重要視しており、アゼルバイジャンが台湾、チベットなどの問題で中国政府を支持していることを高く評価している」とした上で、「アゼルバイジャンと共に努力して、高いレベルを目指しながら両国関係の更なる発展を推し進めていきたい」との考えを示しました。
これに対して、アジモブ外務次官は、「アゼルバイジャンは外交関係の中で、中国との関係を優先的にしている。アゼルバイジャンは、『一つの中国』という政策を堅持し、今後も変えることはない。これから、国連などの国際機関の中で両国の協力を一段と強めていきたい」と語りました。(翻訳:姜平)
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