中国鉄鋼脅威論に対して、中国鉄鋼業協会の戚向東常務副秘書長は、「この見方は客観的なものではない」と指摘しました。
戚向東副秘書長はその中で、「中国企業の生産能力の増強は、国際鉄鋼市場の供給と需要の矛盾を緩和し、国際市場の鋼材の価格を効果的に引き下げることも出来る。これは世界にとって良いことだ」と述べました。
中国商務省対外貿易局の梁樹和副局長は、「中国の鉄鋼業の発展は主に国内の需要を満たすためのものだ。中国政府は鋼材の大量で過度な輸出は奨励しておらず、鉄鋼輸出の黒字をも求めていない。現在だけではなく、今後も、中国の鉄鋼貿易が世界の鉄鋼市場に衝撃を与えることはない」と述べました。(翻訳:董燕華)
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