北京市第一中級人民法院(裁判所)は29日、中国国家食品薬品監督管理局の鄭筱萸前局長の事件に対する一審の裁判で、収賄罪と職務怠慢の罪で鄭筱萸前局長に対して死刑の判決を下しました。
1997年6月から2006年12月までの間、鄭筱萸被告は国家食品薬品監督管理局の局長などの職務を利用して、直接或いは家族を通じて、合わせて649万元に当たる現金や品物を収賄しました。しかも職務怠慢によって重大な結果をもたらしたということです。
裁判官は、「鄭筱萸前局長は国家の薬品監督管理部門の重要な責任者であるのに、収賄の金額が極めて大きく、罪状は大変重い。職務怠慢の罪によって、国と人民の利益に重大な損失をもたらし、法律に基づいて死刑判決を下した」と述べています。(翻訳:玉華)
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