第8回ASEM・アジア欧州会議外相会議が28日夜、ドイツ北部の港湾都市ハンブルクで開幕しました。2日間にわたって開かれる今回の会議では主に、エネルギー、環境保護、朝鮮半島の核問題、イラン核問題、それに中東情勢とアフガニスタン情勢などを討議します。
EU・欧州連合の議長国であるドイツのシュタインマイヤー外相は開幕式で挨拶し、「ASEM加盟国の経済総量は全世界の経済総量の50%、人口は世界人口総数の58%、貿易量は世界貿易総量の60%を占めている。ASEMは国際政治で共にアジアとヨーロッパの影響力を強めることができる」と述べました。
シュタインマイヤー外相はまた、「アジアとヨーロッパ諸国はこの対話の場を利用して共に直面している問題を解決すべきだ」と指摘しました。
今回の会議には、中国、日本、韓国とASEAN・東南アジア諸国連合加盟国の10カ国、それにEU加盟国27カ国の外相または代表を含むASEMの加盟国45カ国の代表が出席しています。(翻訳:玉華)
|