中国はここ数年、黄土高原に対して一連の対策をとり、毎年4億トンの土砂が黄河に流れ込むのを妨ぎました。
黄河は中国2番目の川で、15%の耕地と12%の人口に水を供給しています。中西部の黄土高原を流れる際、いつも大量の土砂を削り取り川に持ち込むため、河床を上昇させ、災害の危険をもたらしました。
中国水利省によりますと、これまでに、黄土高原地区で21万平方キロ余りの水土が流失した土地を整備し、946万ヘクタールの植え林を行いました。これにより、黄土高原地域の土壌浸食は著しく軽減し、黄河の水資源の開発利用に有利な条件を作り上げました。(翻訳:玉華)
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