チベット自治区政府の鄧小剛副主席はこのほど、西南部にある四川省の成都で、「チベットは、これからは南アジアに向けた開放の最前線となっていく」と述べました。
鄧小剛副主席は成都で開かれた第8回中国西部国際博覧会で、「青海チベット鉄道と林芝空港などの重点施設の完成と中国とインドとの国境貿易ルートの再開により、チベットは南アジア市場と中国内地の市場を結ぶ重要な通路となり、チベットは南アジアに向けた開放では最前線となりつつある」と述べました。
鄧小剛副主席は、「チベットには、観光と文化の資源、及び水利的資源などで著しい強みがある。また、中央政府が税収、金融などの面でチベットに対し一連の優遇政策を実施していることから、チベットの開放拡大、それにチベットと内外との経済協力と交流を強化する上でかなりよい経済的環境が出来上がったことになる。チベット政府は、より多くの企業がチベットに投資することを期待している」と述べました。(翻訳:玉華)
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