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中米第2回戦略経済対話、成果を挙げる 
   2007-05-24 13:35:01    cri
  アメリカのワシントンで行われていた中国とアメリカの第2回戦略経済対話が23日、閉幕しました。双方は2日間にわたる会談の中で、金融サービス、エネルギーと環境保護、均衡の取れた経済成長などの問題について意見を交わし、多くの共通認識に達しました。  

 中国の胡錦涛国家主席の特別代表である国務院の呉儀副首相は閉幕式の席上、演説を行い、「両国の協議によって決まった議事日程に基づいて、第2回対話の中で、双方はサービス業、エネルギーと環境、均衡のとれた経済成長と革新という4つの議題について討議した。各方面の努力の下で、今回の対話は成果を遂げた」とした上で、さらに「双方は、両国の総合的、戦略的かつ長期的な経済問題について踏み込んだ討論を行った。そして、今の両国の貿易関係における注目の問題にも触れ、具体的成果をあげた」と述べました。

 呉儀副首相はまた、「エネルギー協力と環境保護は、今回の対話での主な議題である。双方はこの分野で多くの共通利益を持っている。今回の対話を通じて、双方は多くの共通認識に達し、積極的な成果をあげた」と述べました。

 今回の対話には、両国から33人の閣僚級高官が出席しました。これは、中国とアメリカが両国の戦略対話メカニズムと貿易関係の安定した発展を高く重視していることを十分に表しています。

 両国の貿易分野で生じている問題の処理について、呉儀副首相は演説の中で、「両国の貿易は現在、全世界で最も複雑な関係の一つである。中国とアメリカは、密接な関係と共通の利益を持っている。このような関係を妥当に処理し、両国の貿易協力の発展を前向きに推進するには、制裁などの措置を取るのではなく、直接的な対話が必要である」と語りました。

 一方、アメリカのブッシュ大統領の特別代表、ポールソン財務長官は演説の中で、「中国が今回の対話の中で示した開放的かつ積極的な態度はアメリカに深い印象を残した。今回の対話は段階的な成果を遂げ、多くの分野で共通認識に達した」との考えを示した上で、さらに、「両国は、金融サービス業、エネルギーと環境及び民間用航空業などの重要な分野で合意に達した。今後も多くの仕事があるが、われわれはこれまでで、すでに一部の面で具体的成果をあげた」と述べました。

 ポールソン財務長官はまた、「両国の貿易関係が、正しい道に沿って発展していくことは、両国の国民と世界経済にとって極めて重要である。互恵関係の実現に向け、両国と世界の経済の発展を促進するため、双方は、対話を維持し、意見の食い違いを克服し、経済関係の均衡の取れた発展を推し進めなければならない。」と語りました。

 なお、双方は、今年12月、今度は北京で第3回となる戦略経済対話を開催することを決めました。

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