国連とEUなどは21日、パレスチナとイスラエルの関係各派が衝突をやめ、話し合いの軌道に戻るよう呼びかけました。
国連のパン・ギムン事務総長は21日、声明を発表し、パレスチナの各派が新たに合意した停戦協定を守り、内部衝突を終えるよう期待すると同時に、パレスチナ武装グループがイスラエル市民にロケット弾を発射したことや、イスラエルのガザでの軍事行動で市民の死傷者が出たことに関心を示しました。
EUのソラナ共通外交安全保障代表は21日、イスラエル南部で、イスラエルとパレスチナ双方が一日も速く和平プロセスの軌道に戻るよう期待を示しました。
別の報道によりますと、アッバス議長が率いるファタハとイスラム原理主義組織ハマス両派の指導者は21日いずれも、「ガザ地区で発生した双方の衝突はまだ終わっていない。イスラエルのガザ地区への攻撃はパレスチナ内部の衝突を継続させるだけで、終結させることはない」との姿勢を示しました。(翻訳:周莉)
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