アフリカ開発銀行グループ理事会の会長を務める中国人民銀行の周小川総裁は、16日、上海で、「アジアとアフリカとの協力は、潜在力が大きく、明るい未来がある。このパートナーシップを発展させることは、世界経済の成長にプラスとなる」と指摘しました。
これについて、周小川総裁は、アジアとアフリカ各国の取り組みが必要だとした上で、次のように提案しました。
一つ目は、自由度の高い貿易、投資政策そして市場参入許可の優遇措置などを実施し、経済成長の質と効率を向上させること。
二つ目は、ビジネスと投資環境の整備に努め、より多くの外国の直接投資を引き付けること。
三つ目は、アジアとアフリカ諸国が金融分野における協力を強化し、金融機構のアフリアへの貿易と投資などの金融サービスの拡大を奨励し、アフリカ諸国の経済発展を着実に支援していくことなどです。(翻訳 朱丹陽)
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