中国人民銀行の周小川総裁は15日上海で、「中国は、アジアとアフリカの金融協力で、より積極的な役割を果たしたい」と語りました。

　これは周小川総裁がこの日上海で開かれた「アフリカとアジア、発展のパートナー」というテーマの閣僚級円卓会議で述べたものです。周小川総裁は席上、「中国はアフリカ諸国と共に、金融の改革開放を推し進め、金融環境の健全化を図り、金融のマクロ規制について交流や協力を行なっていく。中国は、アフリカと中国の金融機構が新しい協力ルートを見出すことを奨励しているほか、アフリカ金融機構の中国事務所の設置を歓迎しており、これからも双方の協力を強めていきたい」と語りました。（05/15　翻訳者：劉叡琳）