スイスのビジネススクールIMD(経営開発国際研究所、本部ローザンヌ)が10日に発表した『2007年世界競争力年鑑』によると、 中国本土の世界競争力は始めて台湾地区を抜いて、去年の18位から15位に上がり、台湾は昨年の17位から18位に下がりました。今年の報告書は、世界55の経済体を対象にランキングを行ったもので、その中で、アメリカは依然として一位を占め、シンガポールと香港がそれぞれ2位と3位になっています。なお、日本と韓国はそれぞれ24位と29位になり、ロシアやブラジル、南アフリカはそれぞれ43位、49位と50位になりました。
IMDの世界競争力ランキングは1989年から毎年発表されており、専門家は、今年の競争力ランキングは、新興経済体の競争力が急速に上昇し、従来の産業国の優位に挑戦していることを示していると見ています。(翻訳:王小燕)
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