中国の楊潔チ新外相は4日、エジプトのシャルムエルシェイクで開かれたイラク周辺国家外相会議の拡大会議で、「団結、安定と発展が当面イラク問題が直面する三つの主要な任務で、そのうち、団結が鍵だ」と強調しました。
この中で、楊外相は「イラクの違う民族、違う宗派間の対話を強化し、和解を促進することによって、あらゆる人が平等に政治活動に参加し、公平に財産を割り当てることを保障しなければならない。イラクの団結、安定と発展を実現するにはイラクの周辺国家と国際社会の支援と参加が欠かせない。国際社会はイラクの再建に関わる約束を履行し、国連の役割を十分に果たすべきである」とした上で、「中国はイラクの主権、独立と領土保全を支持し、政治的なプロセスを通じて、平和で民主的な方法で各派の意見の食い違いを解決することを主張する」と述べました。
また、楊外相は「中国はイラクとの関係発展を重視している。国際社会とともにイラクの安定と発展を一日も早く実現するために引き続き役割を果たしていく」という姿勢を明らかにしました。
(翻訳:東)
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