現行の日本国憲法が施行されて60周年となる憲法記念日の3日、日本の護憲派の市民団体は東京の日比谷公会堂で、およそ7000人が参加した集会を開きました。
日本共産党の志位和夫委員長と日本社民党の福島瑞穂党首はそれぞれ、集会で挨拶し、日本政府の指導者が憲法を改正することを積極的に主張する態度を厳しく批判し、全力をあげて憲法改正を阻止すると表明しました。
また、日本の一部の学者も集会で、「憲法第9条は世界に向かって、再び戦争をしないという日本の決意を表明するために制定されたものだ。憲法第9条の問題は、日本がアメリカを中心とする国際軍事行動に参加するかどうかという問題に関わっており、平和憲法を堅持できるかどうかは国民の自覚に関わっている」と述べました。
この日、憲法改正を求める国会議員も東京で、集会を開きました。また、憲法改正を求める民間団体約850人が東京でシンポジウムを行いました。(翻訳:玉華)
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