イスラエル議会執政連盟主席である、第一与党カディマのイザキ議員が、2日、辞任を表明しました。
カディマは2日会議を開き、レバノン紛争の対応を検討する政府調査委員会の暫定報告を討議しました。イザキ議員は会議の冒頭で辞任を明らかにした上、オルメルト首相に辞任を求めていました。
イスラエルのリブニ外相は当日エルサレムで開かれた記者会見で、「政府調査委員会が暫定報告の中で、オルメルト首相はレバノン紛争を処理した際、重大な失敗を犯したと指摘したため、オルメルト首相は辞任すべきである」と述べました。
そのほか、イスラエルのペレツ国防相は、2日、「レバノン紛争における政府の対応は正しいものだ」と堅持しましたが、本人は辞任するかどうかについて明らかにしませんでした。(翻訳:王丹丹 05/03)
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