アメリカのポールソン財務長官は、2日、ワシントンの非政府研究機関で演説した際、「中国との貿易摩擦を解消するには、制裁をかけるのではなく、交渉で解決すべきだ」と話しました。
ポールソン財務長官はその中で、「交渉で米中間の貿易摩擦を解決するのは両国の利益に合致する。今月下旬にワシントンで行われる米中戦略経済対話が実り豊かなものになるよう期待する」と語りました。その上、ポールソン財務長官はさらに、アメリカ国内で高まる保護貿易主義に「貿易はアメリカによいことだ、保護貿易主義は人々の生活レベルを低下させるだけだ」と警告を出しています。
なお、去年12月、第一回中米戦略経済対話が北京で行われました。(翻訳:王丹丹 05/03)
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