ここ数年、中国では職業教育、とりわけ中等職業教育を日増しに重要視し、人口が多いわりに技術者が少ないというアンバランス状態を改善しようしています。
現在、関係部門は、都市部と農村部をカバーできる職業教育と職業訓練のネットワークを健全化させると同時に、職業教育の管理制度を強めています。つまり、業界、企業と専門学校が連携した職業教育メカニズムを構築するほか、工場と専門学校、専門学校と企業というコンビで職業教育を展開しているのです。
統計によりますと、この2年、中国の中等専門学校が募集した学生は毎年100万人のペースで増えており、2006年に募集した学生は7490万人余りに達しました。こうして中等専門学校の応募者と大学などの応募者の割合は合理的となり、2010年には中等専門学校の応募者が800万人に達するという目標が達成される見込みです。
調査によりますと、現在中国の技術者数は約7000万人ですが、そのうち、高級技術者は4%しか占めません。この数字は先進国の30%から40%までの割合と比べてかなりの差があるのです。(翻訳:姜平)
|