エストニアのアビコソ国防相は29日、タリンのソ連戦勝記念碑から撤去した軍人の銅像を別の場所に再び設置し、5月8日にその儀式を行うことを発表しました。
アビコソ国防相はこの日開かれた記者会見で、「27日朝タリン市中心部のソ連戦勝記念碑から撤去した軍人銅像は、タリン市軍人公共墓地に再置されることになっている。5月8日第二次世界大戦勝利記念日に、政府は反ファシズム戦争に参加した代表を招いて軍人銅像の設置儀式を行う。エストニアの政治家と第二次世界大戦の退役軍人代表も出席する」と述べました。
29日、エストニアのウルマス・パエト外相は、「ロシアがエストニアのロシア駐在大使館の安全管理に最善を尽くしていないため、大使館の安全はさらに損なわれた」と改めて非難しました。
エストニア政府がタリンのソ連戦勝記念碑を撤去した問題で、ロシア側は大きな反発を示しています。(翻訳:周莉)
|