アメリカが提唱する米州自由貿易区の構想に対抗して、ベネズエラで開かれていた第5回ALBA・ボリーバル代替統合構想サミットは29日、閉幕しました。
ベネズエラ、キューバ、ボリビア、ニカラグアの4カ国の元首と代表らが会議で採択した共同宣言の中で、この協力メカニズムの構築を引き続き促進し、この地域の政治と経済の変革を推進することに努力していくことで合意に達したことを明らかにしています。
ボリーバル代替統合構想は、ベネズエラのチャべス大統領が2001年に提起したもので、アメリカによる米州自由貿易区の構築という提案に対抗するため、ラテンアメリカとカリブ地域諸国の経済協力と一体化を強化することを目指しています。
(翻訳:洋)
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