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イラク駐留米軍司令官、米軍が苦境に陥ったと明言
   2007-04-27 13:57:35    cri
 イラク駐留のアメリカ軍のペトロース司令官は26日ワシントンで、「現在のイラク情勢は、極めて複雑で難しいもので、イラク駐留アメリカ軍の活動展開はもっと難しくなるかもしれない」と憂慮を表明しました。

 これはペトロース司令官が、アメリカ国防省の記者会見で述べたものです。ペトロース司令官はその中で、「イラクはアルカイダによる世界的規模に広がるテロ活動の活動の最前線である。駐留アメリカ軍の規模を削減し始めれば、より多くの死傷者が出ると考えられる」と語りました。

 ペトロース司令官はまた、「ブッシュ大統領によるアメリカ軍増派計画が1月に打ち出されてから、イラクの情勢がある程度改善されたが、イラク駐留アメリカ軍は依然として多くの問題に悩まれている。現在のイラク武装勢力は自動車爆弾と自爆などによる攻撃を企む傾向となり、アメリカ軍の死傷者が増えている」と指摘しました。

 ブッシュ大統領が打ち出した米軍増派計画は議会で反対され、上下両院は、戦闘終結条件付きのイラク軍事費補正予算案を可決しました。この法案は、ブッシュ政権が今年10月1日からアメリカ軍の撤収を開始し、来年の3月31日までにその作業を終了させると求めています。この法案は来週の火曜日までにブッシュ大統領に手渡されますが、ブッシュ大統領は何回も「この法案を可決することはない」との態度をすでに表明しています。(翻訳:姜平)

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