中国半導体業界連合の徐小田秘書長はこのほど上海で、「中国の自動車産業の発展に伴って、多くの電子制御技術が自動車に用いられるようになった。今年、中国における自動車の生産量が800万台に達する見込みだが、自動車用電子部品の市場規模は900億元から1000億元になると予測する」と発表しました。
徐小田秘書長は、「ここ数年、自動車用電子部品の多国籍企業は中国で積極的に連携先を探し、研究開発センターを海外から中国に移転している。これは、中国の自動車産業の発展に伴う電子部品の市場を狙うためである」と指摘しました。
現在、中国産の自動車のコストに占める電子部品の割合は、平均して10%を超えていますが、国際レベルの25%と比べて大きな差があります。これは、中国の自動車用電子部品の市場がさらに大きな発展の余地があることを示しています。(翻訳:姜平)
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