中国では、社会発展分野へ技術経費への投入額を数年内に倍増させ、社会と経済の持続可能な発展を支援していくことになりました。
これは、劉燕華科学技術次官が26日、北京で開かれた関連会議で明らかにしたもので、劉燕華次官は、これまで農業や社会の発展分野と工業分野への技術経費投入比率は約3対7だったが、向う数年内に、これを5対5に調整していくとしています。
劉燕華次官はその際、「これら倍増させる技術経費の投入は、主に水資源の安定した供給、海洋資源の開発などの重要技術の開発、環境保護と生態整備技術の開発、重大な病気の抑制と生物技術の研究などに充てられる」と述べました。
統計によりますと、2000年から2005年までに、社会発展分野への技術経費の投入額は60億元(日本円で約921億円)に達したということです。(翻訳:玉華)
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