イギリスのロイター通信によりますと、4月に入ってから、イラクで死亡したイギリス軍兵士がすでに11名となったことが分かりました。これはイラク戦争勃発以来、この時期としては最多となります。
イラク駐留イギリス軍は南のバスラに駐在していますが、地元のシーア派武装勢力により、頻繁に襲撃を受け、11名の英軍兵士はこれにより死亡したものです。
今年2月、イギリスのブレア首相は6月までにイラク駐留イギリス軍兵士を今の7000人から5500人まで減らすと発表しました。現在までに、イギリス軍は担当地域のうち3分の1の治安権をイラク軍と警察に移譲し、バスラ及び周辺の軍事基地から撤退しています。
|