中国の孫必幹中東問題特使は、16日、エルサレムで「中国は、イスラエルとパレスチナが機会をとらえて、行動をとり、できるだけ早く和平交渉の全面回復を実現させ、アラブ諸国とイスラエルとの平和交渉を促していくことを希望する」と述べました。
孫必幹特使は15日から16日までイスラエルを訪問し、リブニ副首相兼外相やペレス副首相らと会談しました。リブニ副首相兼外相と会談した際、孫必幹特使は「当面の情勢は困難に向っているものの、新しい転機も孕んでいる。」と述べました。
会談で、リブニ副首相兼外相は、イスラエルと中国との関係を高く評価し、中国が中東和平を促進するために払った努力に感謝し、「イスラエルはアラブ諸国及び国際社会と共に、中東和平のプロセスを推進していく」と述べました。(翻訳:董燕華)
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