中国政府特使として、スーダンを訪問したテキ雋外務次官補は11日、北京で「中国側は制裁措置などを主張しない。平等な交渉を通してスーダンのダルフール問題を解決することを期待する」と語りました。
テキ雋外務次官補はまた国内外のメディアに「ダルフール問題の中心は発展問題である。ダルフール問題を解決するには経済の再建と発展を実現しなければできない。国際社会は問題を解決する責任を持っている」と述べました。
テキ雋外務次官補はさらに「この問題において、中国はずっと積極的な役割を果たしてきた。中国の役割があってこそ、スーダンはアナン元国連事務総長の提案を受け入れた。北京オリンピックに抵抗することによって、中国のダルフール政策に反対するというやり方はオリンピックの理念や世界中の人々の願いに背く」と表明しました。(04/12 翻訳:殷絮)
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