温家宝首相は、その際、「韓国訪問を期待してきた。友情と協力を持って韓国に向かう」と述べました。朝鮮半島問題について、温家宝首相は、「6ヵ国協議を推進するプロセスで、関係国は、朝鮮半島の長期的な安定を実現させるため、協議と対話を強め、平和メカニズムを構築する条件を作るよう希望している」と述べた上で、「朝鮮半島問題は、最終的に南北双方が自ら平和的に解決するもので、中国は、これからも積極的な役割を果たしていきたい」と強調しました。

　温家宝首相は、また、「中国と韓国が国交樹立してから15年来、両国の経済貿易関係は急速に発展してきた。経済のグローバル化を背景に、両国の経済貿易関係は、分野を拡大し、質を高め、共同で課題に向かう新しい段階に入っている」と語りました。

　なお、温家宝首相は、4月10日から13日まで、韓国と日本を公式訪問します。（翻訳：任春生）