国際配送会社のUPSは3日、上海で「UPSアジアビジネス観察」という調査結果を発表しました。
それによりますと、アジア太平洋地区の中小企業の経営者の9割以上は、中国大陸が今年度、経済成長にもっとも潜在力のある市場だと見ています。さらに、半数以上の中小企業の経営者は、中国大陸が今後10年以内に、アメリカを超えて、世界で最大の消費市場になるとの見方を示しました。
国際配送会社のUPSは、年に一度「UPSアジアビジネス観察」を発表していますが、これはアジア地域の中小企業の競争力の状況を広範囲に調査した上で、発表する研究報告です。この調査結果によりますと、アジアの中小企業は中国の経済発展の見通しに対して、楽観的な見方をしていることが明らかになりました。
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