地下鉄10号線工事現場での崩落事故は、事故発生から110時間あまり経った4月1日22時、巻き込まれた工事作業員6人のうち5人の遺体は発見されたが、四川農村からの出稼ぎ就労者・周永権さん(37歳)の遺体はまだ見つかっていない。
1日午前6時ー7時ごろ、2人目と3人目の遺体が次々と地上に運び出された。午後1時30分ごろ、3月30日に見つかった四川籍の周従雲さんの遺体も運び出された。
周従雲さんの遺体が運び出されて間もなく、現場では5人目の犠牲者・周傑さんの遺体が発見された。2次崩落の発生を防ぐため、救援者は手作業で慎重に地面を掘り進めると同時に、掘った部分の補強作業を続けなければならないため、作業ななかなか進まない。周傑さんの遺体を載せた救急車は夜8時12分、現場を後にした。
現在も作業は続いている。(編集KM)「人民網日本語版」より
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