中国広西チワン族自治区交通庁とマレーシアのMTDグループはこのほど、南寧で、陽朔と鹿寨を結ぶ高速道路のBOT契約の調印式を行いました。ASEAN・東南アジア諸国連合の企業がBOT方式で広西の高速道路建設への投資と経営に参加するのは、今回が初めてです。
この高速道路の投資総額は約37億5000万元で、調印後、マレーシアのMTD集団は特許経営権の方式で投資、建設、運営を行っていくということです。
BOT(Build Operate Transfer)とは、国際的な融資方式の一つで、一定期間経過後に現地政府に移管することを条件に、民間企業がインフラの建設・運営を請け負うものを指します。広西省はこれまでにBOT方式で10数本の高速道路を建設しましたが、投資主は主として国内企業でした。(翻訳:王小燕)
|