アラブ諸国連盟首脳会が28日サウジアラビアの首都リヤドで開かれ、リビアを除く加盟国の国家元首や政府首脳、またはその代表がこれに出席しました。
報道によりますと、今回会議では、五年まえに採択された「中東包括平和案」が協議の焦点となり、これを改めて提示し、外交的努力を通じてアラブ・イスラエル紛争の解決を図ることが期待されています。
会議期間中、アラブ諸国の指導者は、イラク情勢や、パレスチナとイスラエルの和平プロセス、レバノンの政治危機、スーダンのダルフール問題などの地域問題をめぐって討議を行い、中東地区が直面する危機や挑戦に対応するための共通の立場を見出すことになっています。
尚、国連のバン・ギムン事務総長、欧州委員会のソラナ共通外交・安全保障上級代表などが開幕式に参加しましたが、アラブ連盟の加盟国であるリビアは今回の首脳会議に代表団を派遣してません。(03/29 翻訳者:劉叡琳)
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