アジア開発銀行が27日公表した報告の中で、今年と来年、中国経済の成長は緩やかになるものの、10%近くの成長を維持するだろうと予測しています。
報告では、「今年、中国政府による固定資産の投資加熱への規制がより強化されることから、投資増長率が去年より低くなると共に、輸出税の優遇政策を調整する影響を受け、輸出の伸びが低くなる。中国経済の成長はより国内消費とサービス業に頼ることになる」としています。
アジア開発銀行は、また、今年、中国全国の経済成長率はおよそ10%を保ち、2008年はやや低目の9.8%になると予測しています。(翻訳 朱丹陽)
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