アメリカ下院は23日、イラク駐留軍を2008年9月までに撤退させる条項を盛り込んだ補正予算案を可決しました。これに対しブッシュ大統領は、拒否権を行使すると明言しました。
アメリカ下院は、この予算案を賛成218、反対212で可決しましたが、ブッシュ大統領は、予算案成立直後に反対意見を出し、「わずかな差で通過した法案は、アメリカ軍が任務を実施する時に人員と資源の面で支持を受けることに不利である」とし、法案に調印しないと伝えました。(翻訳:李軼豪)