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国連安保理の議長国である南アフリカのクマロ国連大使は19日、安保理のメンバーに文書を配布し、アメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国がこのほど出したイラン制裁に関する決議草案の改正を求めました。
この文書は、イランへの制裁開始の期日を90日間を延ばすこと、イランへの兵器輸出禁止を中止すること、イランへの金融制裁を一部解除すること、イラン人関係者の出入国制限を各国が中止することなどが含まれています。
この文書はまた、「問題の平和解決の可能性が存在している限り、決議草案を急いで採択すべきではない」としています。
別の報道によりますと、イランのアラグチ外務次官は19日、テヘランでイラン駐在の各国大使と会談し、「国連安保理がイランへの新たな制裁に関する決議草案を採択すれば、イランはこれに妥協することは出来ない」と述べました。（翻訳:董燕華）
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