イラク駐留アメリカ軍によると、イラク西部のアンバル県で16日、塩素ガスによるテロ事件が3件発生し、2人が死亡、350人余りが中毒症状を訴えていることが明らかになりました。
発表によると、16日夜、塩素ガスを積んだトラック2台がそれぞれ、アンバル県ファルージャ市南部の町アミリヤとアルブイッサで爆発したということで、死亡した2人はいずれも警察官だということです。
アンバル県の県都ラマディの検問所も16日午後、塩素ガスを積んだトラックによる襲撃を受け、米軍兵士1人と地元住民1人が負傷しました。
調べによると、今年1月28日からこれまで、アンバル県では塩素ガスによるテロ事件が5件発生しているということです。(編集:洋)
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