シリアのメクダッド外務次官は12日、首都ダマスカスで、シリアを訪問中のアメリカ国務省の人口問題、難民、移民担当のサワブリー次官補と、イラク難民問題について会談しました。これは、ここ2年余りの間で、両国の政府高官が行った初めての直接会談です。
メクダッド外務次官は会談後、「シリアがイラク難民危機を処理する方法は、アメリカに積極的なイメージを与えたと思う」と述べました。
メクダッド次官は「現在、中東地域の全ての問題は相互に関わっている。従って、シリアは会談で現在中東地域の全体情勢についての見解を表明した。この問題についてはアメリカと真剣な対話を行う必要がある」ことを強調しました。
一方、サワブリー次官補は会談については何も発言しませんでした。(翻訳:玉華)
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