温家宝首相は5日に開幕した全国人民代表大会で政府活動報告を発表し、「中国は免疫計画の範囲を拡大し、B型肝炎、流行性脳膜炎など15種類の伝染病を国家免疫計画の中に入れると同時に、無料で治療を行う病気の種類を更に拡大する」と述べました。
温家宝首相は「そのために、中央財政はこれまでより28億元(3億5000万ドルに当たる)予算を増やす見込みである」ことを明らかにしました。
中国は1978年から子供を対象とした国家免疫計画をスタートさせ、全国の子供に向けて予防接種を始めました。現在、中国で無料で治療を受けることができる病気はエイズ、住血吸虫病などです。
(翻訳:黄競)
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