新華社通信は26日、温家宝首相の文章を発表しましたが、温首相はその中で、「平和発展の道を歩んでいくことは、中国が長期的に堅持しなくてはならない戦略的選択である」と強調しています。
温家宝首相は、「中国が平和発展の道をゆるぎなく歩んでいくのは、中国が長期的に堅持していくべき戦略的選択であり、長期的に堅持していくべき外交方針である。中国は世界の政治と経済の秩序が公正で合理的な方向に発展することを促がしており、この新しい秩序の核心は、平等、尊重と互恵であり、その最終的目標は調和の取れた世界を構築することである。中国は貿易往来と対外的な文化往来では互恵と共栄、そして相互尊重の原則を具現させ、また防御的な国防政策を堅持し、軍備競争と軍事拡張を行ってはいかない」としています。
温家宝首相はまた、「中国は独立自主の平和外交政策を実施し、平和共存五原則を踏まえ世界各国と友好的に付き合い。互恵と共栄の原則に則って、世界と地域の経済協力を促がしていく」と述べました。
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